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認知症高齢者グループホームとは

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認知症高齢者グループホームは、「認知症対応型共同生活介護」とも呼ばれます。入居の対象になるのは、認知症の診断を受けている人。介護スタッフのサポートを受けながら、5~9名前後の少人数単位で共同生活を行います。
地域に密着した家庭に近い環境で、入居者の能力に応じて洗濯、掃除、食事の準備の手伝いなどをして暮らす形態。自立に近い形で、家事などの役割を持ちながら生活することにより、認知症の症状を緩和したり、進行を遅らせるなどの狙いもあります。

施設のある市区町村の住民であることが条件

地域密着型の介護施設である認知症高齢者グループホームの入居者は、基本的に当該認知症高齢者グループホームのある市町村の住民であることが条件です。このため、慣れ親しんだ地域で、少人数による家庭的な環境で過ごせるところが大きなポイントです。
「(認知症で)一人での生活には不安がある」という独居の方や、一定の介護が必要なものの「遠く離れた場所ではなく、地域の中で暮らしたい」という人などに向いているといえます。

増え続ける認知症の高齢者。認知症高齢者グループホームの利用者数も増加傾向

認知症の高齢者の数は、増加の一途。団塊の世代が75歳以上になる2025年には、65歳以上の高齢者のうち5人に1人が認知症となり、その数は700万人を超えるとも予測されています。
このため、認知症高齢者グループホームの利用者数も平成14年度の2.4万人から、平成24年度年には17.3万人に。10年でなんと9倍です。この数は、今後もさらに増えていくと予測されています。

認知症高齢者グループホームの入居の条件

以下のすべての条件にあてはまる人が対象です。

  • 該認知症高齢者グループホームの市区町村に
    住民票がある人

  • 要介護度が
    「要支援2」以上

  • 医師から
    認知症の診断を受けている

  • 原則
    65歳以上

認知症高齢者グループホームの特徴~介護・医療・サービス

食事や洗濯、掃除、入浴、排泄介助など、生活に必要なケアを受けることができます。入居者は外部サービスを申し込む必要はありません。個々人の必要性に応じ、施設内のスタッフからサービスを受けます。介護スタッフは24時間常駐です。

認知症の人は、大人数で人の出入りが多いような環境では落ち着いて生活しにくいといわれています。
認知症の進行をできるだけ遅らせるためには、適度な刺激はありつつも、なじみのある地域で、気心の知れた少数のスタッフや入居者と家庭的な環境で心穏やかに過ごすことが有効とされています。
認知症高齢者グループホームは、まさにこうした環境を提供するものです。

認知症の症状を緩和し、「残存能力」を活かす介護

認知症とは、あらゆることがわからなくなるのではなく、部分的な記憶力などが失われる病気です。したがって、健常な部分も“残存”しています。この残存能力を見極め、生かしながらできるだけ症状の進行を遅らせるようにしていくのが、認知症高齢者グループホームでの介護のポイントになります。

認知症に詳しい介護スタッフによる認知症ケア

認知症高齢者グループホームは認知症の人のためのホームで、介護スタッフの多くが認知症についての知識を学んでいます。そういったスタッフが、見守りや日常生活のサポート、機能訓練、緊急時の対応などを行うので、安心度高く任せることができるでしょう。
園芸療法や音楽療法など、専門的な認知症ケア技術を取り入れた認知症高齢者グループホームも少なくありません。

認知症高齢者グループホームのメリット

認知症高齢者グループホームは認知症の人のためのホームであることと、地域密着で家庭的、というところに大きなメリットがあるといえるでしょう。

<家族にとって>

  • 認知症の親を安心して託すことができ、自分自身の介護の負担が減る
  • 認知症に詳しいプロによる、症状を緩和させるケアが期待できる
  • 親に小規模で穏やか、家庭的な環境で過ごしてもらえる
  • 家事などのできる能力は活かし、自宅に近い感覚で生活をしてもらえる
  • 入居者全員が認知症なので、他の入居者への気遣いが少なくて済む

<高齢者にとって>

  • 慣れ親しんだ地域から離れずに済む
  • 家事なども手伝いながら、自宅に近い感覚で生活ができる
  • 少人数の同世代の人と、レクリエーションなどもしながら楽しく過ごすことができる
  • 子ども世帯などに世話をかけずに済む
  • 日常生活の工夫や機能訓練などで、症状をできるだけ進行させずにいられる
  • 自分の症状を理解し、気持ちをわかってくれるプロと過ごすことができる

認知症高齢者グループホームの利用の料金

  • お部屋代(6畳個室使用) 1,800円/日(みやび:2,200円) 1ヶ月約54,000円(みやび:約66,000円)
  • お食事材料代 朝食250円・昼食300円・夕食340円・おやつ60円 計950円/日 1ヶ月約29,000円
  • 水道光熱費 750円/日 1ヶ月約22,500円
  • 日常生活費 希望があれば実費をいただきます。
  • パット代・理美容代 実費
  • 介護保険料【1割、2割又は3割負担】 介護度によって異なります。

 

※介護保険給付の対象となる各種サービスの費用は「単位」で表記されます。
※最初の30日及び入院等で3ヶ月以上退去した場合は、初期加算の自己負担額が一日30単位つきます。
※医療連携とは、24時間看護師と連携体制をとり、定期訪問等による健康管理、主治医との連携を図るための加算です。
※金額については、実際の積算時には端数処理により若干の違いが生じることがあります。
※地域区分により加算率が変わります。


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